七尾市石崎奉燈祭り用和紙提灯.七尾市石崎町で行われる大漁・五穀豊穣を祈願した夏祭り

弓張提灯 48xm(ツル込)x15cmφ 12 個

七尾4大祭の一つ。七尾市石崎町で行われる大漁・五穀豊穣を祈願した夏祭り

七尾市石崎町は、昔気質が今に残る活気あふれる漁師町。海の男たちが一年に一度、8月に熱い血潮をたぎらせる祭りが石崎奉燈祭だ。祭り当日には、どこからともなく祭囃子が聞こえてきて、おのずと気分が盛り上がる。1基の奉燈(キリコ)は高さ15m、幅3m、重さは2tもあり、担ぐ奉燈としては最大級である。その奉燈を、ねじり鉢巻き、さらしに地下足袋の男たち約100人で担ぎ、大奉燈6基が町内を練り歩く。能登に数多く点在する奉燈祭の中でも、最も勇壮な奉燈祭といわれているのはそれゆえだ。「サッカサイ、サカサッサイ、イヤサカサー」という掛け声と、奉燈の上からも花編み笠に色鮮やかな浴衣姿の「小若衆」によるお囃子がにぎやかに鳴り響き、その笛や太鼓、鉦の音に合わせて男たちが大きな奉燈を狭い路地の軒をぎりぎりにかすめるように勢いよく担ぎ回し、奉燈が乱舞する様子は迫力満点。夜には奉燈に明りが灯され、闇に浮かぶ幻想的な大書と武者絵が周囲を幻想的な雰囲気で包み込む。