捨てられたビニール傘からちびた鉛筆にキャップを被せて使っていた小さい頃を思い出した。
昨日、町の電気屋さんを60年以上続けているところに、どうしても点火した後すぐ消えてしまう電気ストーブを修理のお願いに伺った。
その帰り道、強風で車に乗っていてもその激しさが伝わるくらいの唸り音が聞こえた。
ふと交差点で信号待ちをしていると、透明ビニール傘が、開いたまま道路の中央に風に乗り出て来たりしてまるでダンスを💃踊っているように道路上を行ったり来たりしていた。
持ち主は、何気なくどこかに開いたまま建物の中に入り、傘が風で吹き飛ばされ迷子になってしまったようだ。
それにしても傘も寂しいし、持ち主に戻らないのも勿体無い。
多分安いものだからまた、買えば良いと、思っているのではないかと想像する。
安いから使い捨てしても良いというのは、少し違うように思う。
私の小さい頃、鉛筆は使っていて短くなったらキャップを被せて最後の2-3センチになるまで使い切った。豊かでなかったからだと思うが、周りの同級生もほとんどそんな使い方をしていた。
そんなチビた(短い)鉛筆が筆箱の中にあるのを眺めると何か仲の良い兄弟姉妹のようにホッとする。そこに新しい削りたての長い鉛筆が加わると短い方に遠慮しながら筆箱におさまる。
また、消しゴムも、小指の先よりまだ小さくなるまで使うことが当たり前。果ては、なくなるとつばを人指し🖕につけて文字を消そうとして紙が破れてしまうこともあった。
あのビニール傘もそうだが、使い捨てでなく、やはり使い切る、大切に使うことが愛着も湧き良いのでないかと思う。
よく「100均で買ったのだから❗️」という言葉を聞くが作った人の気持ちになればどんなに小さく安いものでも、ありがたく使いたいものだ。あのビニール傘が、助けてー♪と叫んでいるように思えた。
4人兄弟姉妹の3番目として、金沢市二俣町に生まれる。縁を頂き15代続く金沢の旧家に、婿養子として入る。(旧姓坂井)
リンゴが何よりの大好物で、リンゴ命のようなところがある。
学生の頃リンゴを食べすぎて、消毒の白い粉が芯の周りに残っているのに、早く食べたいという気持ちがはやり食べ過ぎて、農薬による病気になったことがある。
趣味は、薪ストーブに使うマキ割り!
人の寿命が120年説を唱え今が、青春真っ盛りの60歳台後半。折り返し地点を過ぎたところ。
皆様の喜んでいただけるようオーダー品の旗、幕、のぼり旗、暖簾、提灯、はっぴなどを製作させていただいています。
また、両面のぼり「表裏一体」を3年かけて作り皆様のご要望にお応えしています。
3.11大震災後は、津波フラッグなどの作成に携わっています。
旗でプライドを、手芸で愛を、お届けする!
を、理念に掲げ、お客様の喜んでいただけるお顔を思い浮かべながら仕事に取り組んでいます。
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(写真は、家族全員で先祖のお墓にお参りした写真2023.1.1)
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