今の時代は、子供にとり幸せか不幸か?

私が育った時代、場所のせいか食べ物は4人兄弟姉妹みんな競争して食卓に出ている大皿から先を競って食べた。
 よく最後の一品は食べにくいと言われるがなんのそのお構いなく食べた物勝ち⁉️
 今の子供たちは、一人一人料理は盛り付けてあり「さあ、食べなさい」と言われ、子供はあれこれ好き嫌いがある。
食べ残しても、何にも言われない。捨てることになっても何にも思わない。 
 私は「食べなさい」なんて言われたことがない。「食べるな」とは何回も言われた。
 すると、食べるのを途中で止められた事で、空腹でもないのにいつかお腹いっぱい食べたいと思う。 
 一つ今と全く食べ物に対する気持ちが違うものに、バナナ🍌がある。
 バナナは貴重品で、とおちゃんが機嫌が良く多少懐があったかい時に「バナナやぞー」と自慢げに買って来てくれた。
その全体の本数によって一本食べれるかなーと、心配する。
 でも今では、子供にバナナを見せても喜ぶどころか(フン)という表情。
 勉強については、「勉強しなさい」と言われたことがなく夏は田んぼの水まわり。(田に水が干上がらないように水がうまく流れ込んでいるか、田んぼことに見て回る)水まわりそのものは朝早くても、大して苦にもならないが、時々蛇が畔に伝って出て来る。肝を冷やす瞬間。
 学校から家に戻ると兄弟それぞれが担当して、稲藁でできる、ムシロ作り!かあちゃん達が機械で織って長く繋がっているムシロを、一定の長さで切り両端をほどけて来ないように何箇所か縛る。
 この作業は妹の担当、冬場一生懸命しすぎて、血が滲み🩸泣いて痛みをかあちゃんに訴えたことがある。
 私は長いのを、鎌で切る係。ある時、勢い余って指を切ってしまう。
血の出ること!今でも左人差し指に傷跡がクッキリ残る。
 こんな環境で育ったので親から、仕事を手伝うのは当たり前、勉強したければ時間を見つけてどうぞ!という雰囲気。
 習い事、学習塾などそもそも田舎で無かった。
 無いのが今考えれば幸した。
 学校の授業が1番集中する大切な時間で、また、以前ブログに掲載したようにあんちゃんが、相撲取りになるのを断念し、高校に行ったあたりから、勉強を自発的にしなければならないという空気になっていった。
 周りから、強いられる現代に育つ子供は環境抜群だが有り難みが感じられないのが最大の不幸⁉️