点滴のやり直しの絆創膏の四角の跡2ヶ所を消そうとして今日も海で私は鯛🏖を釣る。

 1週間前の金曜日、私は体調を崩して近くのかかりつけ医で点滴をしてもらった。

 その日は、昼から会社を早退し家で休んでいたが回復しなかったので医者に診てもらった。

 開始のスタッフに心配をかけたのに、翌日土曜日前々から楽しみにしていた海釣りに出かけた。

 点滴の針がうまく血管が見つからず2ヶ所刺して跡に看護師さんが、四角の小さな絆創膏を、貼ってくれた。

 そのまま、快晴のもと海でゆったり魚釣り()に没頭した。

 気づくと日焼け止めは塗っていたが、貼ったままだったので見事にくっきりとその跡が残り、月曜日は、「体調を崩して家で静養していると思っていたのに、海にで釣りに行くなんて⁉️」と、私が社長としての立場を、忘れていたことに非難の嵐。

 両腕の小さな2つの白い四角を、私は見るたびに江戸時代罪を犯した人は、腕に輪っかの入れ墨をされた事を思い出した。

 昨年 能登演劇堂で仲代達也主演の「左の腕」を思い浮かべた。

 この小さな白い跡をなくすには、もう一度、日焼けすれば目立たなくなる。

 そんな事を考えていたら、Ⓜ️さんから、海に出ないかとのお誘いを受けた。

  1.  本当に文字通りの 渡に船

 2日前の石川県あちこちで被害を出した豪雨のせいか、河口に係留した船で海に出るまでの川の水の色、泥を含んだどんよりとした茶色。

 しかし、海に出てから岸が遠ざかるにつれて透明な本来の海の青い色に変わっていくので、私も一安心。 

 今回は、船長であるⓂ️さんから餌の付け方、アタリ(サカナが餌を食いつき始める微妙な引き)に対する対処、リールの巻き方、などなど懇切丁寧に教えていただいた。

 その成果か、海には波のうねりがあり釣りの環境は良いとは言えなかったが、5匹釣れた。

 昼過ぎにだんだん波が高くなってきたので早々に切り上げ帰途に着くが、びっくりしたことに、根のついたかなり大きな流木が、コチラに近づいて来た。

 (あんなものが、この船にぶつかったらひとたまりもない)と、思ったが船長の腕を信じるほかない。幸い流木は船にはぶつからず見えなくなった。

 しかし、波を掻き分けて船が進むので白い砕けた波の🌊しぶきを、まともに全身にうけまるで服を着たまま海水浴に行ったように、ずぶ濡れ。

 無事係留しているマリーナに着き、船長から「私の釣ったのも、全部持って行くまっし!」と言われありがたくいただく。

 初期の目的の絆創膏の跡もなんとか目立たなくなり、心が晴れやかになった。

 後書き、釣れたのといただいた鯛10匹は親戚、お世話になった方々にお裾分けし、自宅には、2匹しか残らず、3人で分け美味しくいただきました。