三蔵法師について初めて知ったことがありました

恥ずかしながら初めて知ったことがありました。

三蔵法師は一人だとおもいましたが、何人もいらっしゃるんですね。

経蔵、律蔵,論蔵の三蔵に精通した高僧のことを言うそうです。

最初の三蔵法師は鳩摩羅什で後に玄奘などがいます。

 鳩摩羅什の没後1600年のイベントが2013年にあったので鳩摩羅什のころは随分前の時代ですね。

色即是空空即是色のことばを考えたのが鳩摩羅什と知り、ありがたくおもいました。

 お経を訳するのは大変な努力が必要だとおもいますが、こんなにも的確な訳で分かりやすい言葉はないと思います。

ふと、団十郎の辞世の句に思いは馳せました。

しきはくう くうはしき

 色は空 空は色との時なき世へ

 美しい去り際ですね。恨み、憎しみ、妬みなどの悪い感情をすべて解き放ち、物にも固執せず所有の世界から旅立つ美しい旅立ちを感じます。

 色即是空空即是色の意味

物には実体がなく、かつ、実体がないのが物であるという意味