2人の息子小さい頃から今に至るまで!(左長男、右次男)

(長男 右と、お友達)

 上の子は私たちのはじめての女の子が、死産だったのでお腹に赤ちゃんを授かった時は本当にありがたく思った。

 かみさんは、亡くなった真秀子(まほこ)の心の傷がようやく癒えてきた頃の新しい命の授かりだった。

 生まれてびっくり、男の子。

 村松家では、久しぶりの男子誕生で、新米おじいちゃん、14代七九も心から喜び自ら筆をとり命名した。どれだけ孫に期待していたかがわかる。

 この長男は、無類の悪戯好き。

また、外で体を動かすのが大好き。

 そんな長男でも、次に男の子が誕生した時は複雑な気持ちのようだった。

 弟は可愛いのだが、自分が独り占めしていた周りからの愛情がどうしても小さい弟に向けられるのを感じて、弟がハイハイしている姿を「カメや、🐢かめや!」と、からかったりして、自分に目を向けてほしいことを、アピールしていた。

 ただ、外で遊ぶ時は、先輩ヅラして仲良く遊んでいた。

 ある時公園でサッカーボール⚽️で遊んでいたら、近くに住むアメリカ人が、「サッカーで遊ぶのも良いけど、頭を使う野球の方がもっと面白いよ⁉️」と言い残して立ち去った。

 それからほどなく、学童野球からの誘いが、お菓子もらえるという甘い言葉であり、長男、次男一年間隔で入団することになった。

 あまり集団競技に馴染めない長男は、中学時代は陸上競技しかし、高校に野球部活に復帰。 

 次男は、中学、高校ずっとサッカーに打ち込む。

 いずれも、大学に進学し社会人になって、私達夫婦の住む家がモタモタ(雑然としてあちこちいろんなものが散らばっている状態)なのに嫌気がさし、早くしっかりした伴侶を持ち、独立して家から出たいと思っていたようだ。

 幸い、2人ともそれぞれ嫁さんを見つけて今は、2人ずつ子供を授かり、私たち2人は幸せな時間を過ごしている。

 ただ今でも雑然としている家の中のものの、断捨離ならぬ、捨捨捨 ずっと同じ場所にあるものを、2人の息子、その嫁まで参加して時々してくれる。

 ありがたいこと限りなし。

 これで、孫から「おうちかたづいた?」と、ダメ出しされることも当分無さそう。