金沢大学附属高校同窓生 3人。貞お母さん、私、かみさん

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久しぶりに、卒業した高校に3人で寄ってみた。

 母貞は、6回生、小生24回生、カミさん29回生。 

 順に、優等生、ダラ、普通の生徒。

 母は、小学生の頃から、厳格に育ち、また、多種の才能があった。

 小学4年の、金沢市の俳句大会で、最優秀賞をもらった句。

 「子ら石を投げてまだ高い渡り鳥」というのがある。

 (この句と、ずっと前にラジオから流れてきた「旅に買う、切手一枚雁渡る」が、シンクロする。)

 この句を味わうたびに、母が、金沢市大野町からこの村松に嫁いできた縁を感じる。 

 村松家は、今は県立美術館に寄託してある、俳聖松尾芭蕉の頭陀袋を、所有している。

 俳句には、非常に縁があり、その雰囲気が結果的に俳句の上手な母を、引き寄せたのだと思う。 参考までに、母の同級生の一人は、歌会始めで歌を披露している。

 門限夕方6時時には、間に合わず、許しが出るまで家の外でまっていたこともある。 

 神社にある坂道を、スキーで滑り大きな銀杏の木に、ぶつかったこと、家の前の道に落ちていたフグ🐡を、黙って一人で捌いて食べたこと。

 (もしフグの毒にあたっていれば、今のカミさんもいなく、私もここには縁がない)

 などなど、お茶目な一面もある。

 

 

 優秀で附属中学から順当に金沢大学附属高校に進学。

 そこで学年成績一桁など、当然大学に進学するものだと周りもまして、本人も希望していた。 

 が、しかし、世の中は母に試練を、与えた。 

 母のおじいちゃんが猛反対。「女に学問は要らぬ。早く嫁いで家に入れ❗️」と。

 こう言われた母の心中、察するに余りある。

 事実、「悔しくて泣いたわいね!」と、この話に触れる度にそう答える。 

 今でも悔しい思いを口にする母に、その度にこう諭す。(人生の大先輩だが)

  「ばあちゃん、卒業後許された、栄養専門学校(通称栄専えいせん)に、いき、勉強したから、カラダの強くなかったじいちゃんが歴代村松当主の中でもダントツの86歳まで長生きできたんやぞ。」

  いまでも、料理、栄養バランスなどは、母に教えてもらっている。

 近頃は近くのデイサービスに行き、責任者の近藤さんにひとかたならぬお世話になっている。

 しかし世話好きな母は、まだ身を固めていないコンちゃんの、お嫁さん探しを考えている。

中央近藤さん(白いワイシャツ姿)の後ろが母

 次に、ダラの小生の話ですが、次の回にします。

 

 

左から 29回生、6回生、とおちゃん、24回生

(この写真が私の格好がかみさんには不満であまりにもラフ過ぎて、ゼレンスキースタイルを、真似ていると❓)

 

 

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