死ぬ間際に食べたいもの。私の最後の晩餐を決める

 

30年近く前、ニュースステーションで久米宏担当の「最後の晩餐 」というコーナーがあり、興味深く見ていた。
「明日あなたが死ぬとわかったら、最後の晩餐は誰と、どこで、何を食べたいですか」

明日私が死ぬとわかったら、一番食べたいもの。
 一つに絞る。
 難しい。
 いくつか挙げる。

やはり、筆頭は以前載せた、学生時代約5年間夕方食べた西永福竜公亭の「いつものチャーハン」

 2番目、夏に入る頃、大鍋に作った「茄子(🍆なすび)そうめん」はじめは、ばあちゃんが作り、その味を引き継いで、母ちゃんが、つくるようになる。
 この季節になると無性に食べたくなり、カミさんに頼むのも面倒なので、自分で試行錯誤して作るのだが、昔の味にはかなわない。
 また、夫婦仲違いした時などは、カミさんは私の機嫌取りに、このなすびぞーめんを作ることがある。あまり栄養価は高くないが単純な味がまた星木なる理由の一つかもしれない。
 最後に、紅玉(リンゴ🍎)の切ったのと、スライスチーズの組み合わせ。
 これは、小学6年で、急遽不純な動機で附属中学受験を決め俄か勉強をした。その時、いつもとおちゃんが、「頑張っとるじー」と言って小皿に乗せて持ってきてくれたもの。これが来たら、一息入れると同時に、(もしかしたら受かるかもしれん?)などと、力づけられた。(結果は実力通り不合格)しかし、あの酸味とチーズ🧀のふくよかさが相まった絶妙な味、思い出すだけでも唾が口の中に出てくる。
 以上、3つの食べ物、子供たちにちゃんと伝えたい。

ニュースステーションでは、誰と、どこでという事も、話題になるが、誰か私を看取る頃には兄弟姉妹(4人)のうち誰か欠けるかもしれないが、兄弟と食べたい!するとやはり場所は二俣の実家になる。

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