孫の想像力に驚くと同時に、私が孫に望むこと

 

 昨日名古屋から来た孫が、お母さん貞さんのためにつけた手すりを見て、「このドア開かんじ(開かない)」と言った。

 ばあちゃんのかみさん答えて曰く「ドラえもんのどこでもドアみたいに、開けたらどこでも行けるんやけど今は、開かない」

 これを聞いた一番下の孫Mは、複雑な顔をしていた。

 また、私が「M、なんか買って欲しいものないか?」と聞くと「教えない⁉️」「じゃ、じいちゃんも、何か聞かれたらMに、教えないと言うから」と、応える。 

 Mのお兄ちゃんTは、小学生で、得意げに「名古屋から金沢に来るまでの間に、ルービックキューブ98回も出来たんよ!」という。

 「凄い、じいちゃんは、多分一回もできんやろ。ただ、ルービックキューブも大事やが、元気に大きくなってくれるのが一番嬉しいのやし」と本音を話す。なんだか、拍子抜けしたような表情をしている。

 我が家で大事に飼っている2匹のネコ🐱を触りたいのだが、Tは、アレルギー気味。何でそのようになったか?先日、このブログに書いた通りあまりに雑菌との距離が遠い生活、除菌にこだわった生活をしているからでないかと確信している。かわいそうで仕方がない。

 また、下の妹Mは、アレルギーはないのだが、触ることに躊躇して、親に代わりに触ってもらいその感想を聞き自分が触ったようなイメージを持とうとしている。

 猫に引っ掻かれても、噛みつかれてもネコを抱っこするように逞しく育たないものかと、自分の子供のように気掛かりとなった。

 来年から、孫4人とも小学生となる。

 1番上の孫Eは、長男の子だが、Eから聞いた話だが、3年生でテスト100点の子も」いるが、零点の同級生もいる。

 私から「零点ってどいや?そんな難しいテストか?」と尋ねると「その子、すっごく頭が良いのやけど、テストに集中できんがや!

漢字なんか、いっぺんに、小6までの漢字覚えてしもうとるがや。

でも、じっくりテストの問題を読むことをしないから零点なんや」

   テストの点数がいかに学力を表していないことの一つの実例。Eも勉強だけする子になっては欲しくない。びっくりしたのは、3年生から英語の授業があることだ。

 こちらから誘い水で、「英語を勉強するといろんな国の人と喋れるから良いよ!もっと上手くなりたかったら外国で勉強することもできるし!」というと、「家にお金ないし、無理やわ」と夢のない話をする。「じゃまない(大丈夫)、パパママは、Eたちのために仕事しとるから心配しんでもいいし。」と、私が慰める。

 伸び伸び育ち、ちょっとしたことに挫けない子供に育ってもらいたい。