ゲッコ洞のカレーにうっとり、後を引く不思議な味

 特にカレーが好きと言うことは無いが、カレーはカレーだろうと軽く見ていた。

 それがいつものように、かみさんが是非食べてみたいと言ったので「1人で行ったら?車で送るし❗️」と答えても「ひとりで行っても楽しく無いし❗️」と。

 それではと渋々、茨木町という駐車場があまり無いところなので、歩いて5分くらいのところに停めてみぞれが降り始めた中、白い息を吐きながら先に入っている店を目指す。

 店内に入るとたった7席しかない小さく狭い空間だが、異国情緒満載。

 

 外から新しいお客さんが来るが満席のため又戸を閉めて食事が済んだお客様が出ていくのを屋外 で待っている気配。

 私が席についても注文を聞きに来る気配無し。それもそのはず1人で切り盛りしている。

 ようやく厨房から顔を出し注文をとるのかと思いきや他のお客さんの精算を終えようやく私たちのカウンターに。カレー専門店だかが、今は2種類しか無く、シーフードカレーをふたりともお願いする。 

 

 同じものを注文したので早く食べられるかと思ったが1人で作っているので10分以上待つ。

 一口食べて専門家でない私が思った。美味しいことは間違いない、それだけで無く多分時間が経ったらもう一度この店に足が自然と向くような不思議な魅力がある。

 尋ねるとカレーは、全くの素人で、カレーを作るというより、お客さんに喜んでいただける美味しさを追求してそれがカレーの形になったとの事。なんと無くこの味から気概が伝わってくる。

 是非一度は味わってみることをお勧めします。