好きな歌、十八番、だーれも知らない歌。

 

 私は歌に関しては、完全にかあちゃんの遺伝が色濃く出ている。
 かあちゃんは、田植え、稲刈りなどみんなで作業する時など、いわゆる鼻歌を歌っていた。
 今振り返ると子供心に心身共に疲れていたのに歌を口ずさむとそんなことを忘れる効用があったのかもしれない。
 童謡かなどあまり馴染みのなたものが主に歌われていた。
 私は好きな歌といえば「群青」
谷村新司https://www.uta-net.com/song/1731/
いつかブログに載せたのだが、1番目の子供を死産で亡くし、世の中で1番不幸なのは私たち夫婦だと思い込んでいたときに紅白歌合戦で歌われた。聞いていると悲しい曲なのに😢何故か沸々と力が湧いてくる。
 ただ、悲しいメロディで、時間も長くかかるので親しい人が一緒でないと歌わない曲。
 次にオハコ。
 2年近くというインドネシアで仕事していた時、唯一のストレス解消法。それは日本人宿舎に帰り自慢の喉を競い合うカラオケ🎤。
 私が1番年下だったので皆さんが歌い疲れた頃指名がかかる。「おー、次は坂井(旧姓)❗️お前の番やぞ」マイクを手にすると、やんやの拍手。初めは歌詞カードから、手当たり次第歌ったがあまり歌い終わった後の皆さんの反応が今ひとつ!そんな時、岡晴夫
「憧れのハワイ航路」

https://m.youtube.com/watch?v=avVzCPj35pE
を歌うと最年長の篠原さんをはじめ皆さん笑顔がこぼれる。
 それ以来、その曲だけに絞って歌うようになる。
 最後に、だーれも知らない曲。
多分幼稚園で習った曲で紐などが絡まってほどけなくなったのを、元に戻すときにイライラを、抑えるようにと作られた曲。
 「落ち着いてとーけば、解けますどーんな細かい結びでもー、結びでもー、、、」いまでも、私は口ずさみ絡まった紐を解くときに小声でおまじないで言っている。
 誰彼知らないかどうか尋ねるが、だーれも知らない。まさか、田舎、二俣の幼稚園の先生が作詞作曲したものではないと思うが。
 とにかく私の生活にはいろんな歌が溢れている。
インドネシアの国歌、ブンガワンソロなど、2年近く滞在していた、インドネシアゆかりの歌も機嫌のいい時には、口をついて出てくる。