女の子の遊びをほとんどして居た幼少期!

 

 小さい頃、あんちゃんの後をついて、遊びに行っていた。

 しかし、ガキ大将のあんちゃんは、自分の年齢より上の男の子などを引き連れて、ペッタ(かるた)取り(丸い小さい厚紙出てきた、いろんな絵が描いてあるカルタを、大きな丸いカルタを平場に打ち付けてひっくり返したら勝ち!)という遊び、川にさかなをずぶ濡れになっても魚取りなどをして居て5歳年下の私にはついていけなかった。

 それで、同年くらいの女の子の遊びに混じって過ごすようになる。

 手毬、あや取り、リリヤーンで紐作りなどなど。

 こんなことをしていて、あんちゃんとは全く別の世界で時間が経過した。

 遊ぶ女の子がいないと、ばあちゃんが、相手をしてくれたりいろ色な方法を教えてくれたりしてくれた。

 何時ごろからか、私の器用さも手伝ってか、周りに女の子が集まってくるようになった。(ただし、お人形さん遊び、ままごとは、した記憶がない)

 しかし、同性の男の子と全く遊んでいなかったので、小学校にはいる頃、私にとって悔しい思いのする出来事が起こった。

 それは、かあちゃんの方の同級の従兄弟が、学校に通っているのだが、🚴自転車をスイスイこいでいた。

 ライバル意識丸出しだが、今までして居た遊びの中では、自転車乗りがなく、はじめての挑戦で三角こぎから始めたのだが、なかなか乗れない。人知れず練習し、ようやく近場にだけは行けるようになった。

 その時の嬉しさは、これまで女の子としたいろいろな遊びにはなかった充実感があった。

  それから、遊びは、ビー玉など同年の男の子の仲間に加わった。 

 でも遅くから始めたので勝ち負けのある遊びでは勝つことは少なかった。