体内時計?がある私

 

 

 私には、朝何時に起きると決めたら、その10-15分前に必ず目が覚めると言う特技(?)がある。

 これはずっと前からの特徴だ。

なぜこのように、朝起きるのが自然にできるか考えた。

 医王山939mの麓の金沢市二俣町で生まれ育った私は、春夏秋冬その季節にある農作業と共に過ごしていた。

 田畑の世話は、第一におひさまと共にする。

 小さい頃は、とおちゃん、かあちゃんなどが仕事するのをそばで見ていて、休みの日は朝早くから日が沈むまで田んぼにいることもある。昼、みんなでご飯食べるのが楽しみで疲れて昼寝している大人の格好が目に焼き付いている。

 このようにして、太陽の動きと一日を過ごした事が体に染み付いていて、日常の時計とは別の太陽時間が私を動かしているような気がする。

 ただ、最近は朝起きるのが早すぎて、新聞配達の方に家の中から挨拶して驚かれたり、暗がりの庭に来る正体不明の動物(オコジョかもしれない)に、家猫と目を凝らししたりして過ごしておひさまの顔を出す前から動き始めるので、途中昼過ぎに一度眠くなる時がある。

 ともあれ、寝る前に時間のアラームをセットすると、必ずそれより前に目が覚め起きる事が苦でないのはそんな小さい頃の名残であると思う。また、これも歳を重ねた(一般的には、年寄りになった)結果かもしれない。 

 私の体内時計には、年月日などの長いスパンの時間は入っていない。

 そのため感覚で過ごしていると曜日を間違えて大失敗する事がある。

 また、この時計は、夜眠る時間を伝えてくれないので眠るのは遅くなるため睡眠時間が短くなっていて体のためにはあまり良くない。

 おひさまと共にある体内時計、