粋な絵柄の暖簾

金沢にある近江町市場は来年2021年に開場300年という大きな節目を迎えます。

昔から市民の台所として長く愛されています。

近年は北陸新幹線の開通以来本当に多くの観光客の方、海外からのお客様でにぎわっていました。

弊社村松商事も近江町から歩いて3分のところに会社があります。

そんな近江町の店舗数はなんと185店舗。空き店舗が「0」という奇跡的な市場らしいです。

今回ご縁がありました「石丸食品」様は干物や珍味の専門店。

近江町でにぎやかにお店を営まれています。

能登や加賀から直接取引されていますので手ごろなお値段で珍しい商品に出会えます。

今回は軒を連ねる近江町で「インパクトのある暖簾を」とのご希望で絵柄入りののれんをつくらせていただきました。

紺地に白い文字がすっきりと際立つのれんは赤のロゴと干物などの絵がポイント。

「トロマット」という生地で製作させていただきました。

また浮世絵のような背景に文字が入った白地の暖簾は「アムンゼン」という生地です。

アムンゼンは和装・衣装などに適した生地で表面に独特のザラザラ感があります。

別名「梨地」とも呼ばれています。

このザラザラ感が凹凸を生み出し、陰影がうまれ絶妙な高級感を醸し出します。

写真でわかるようにアムンゼンは裏側に色が抜けません。

のれんは裏側に印刷する必要はありません。片面、両面によりお値段がかわってきます。

コストを抑えるため一方見の印刷をお勧めいたします。

 

コロナウイルスの影響で沈んでいた近江町市場もGoToトラベルの影響もあり、徐々に観光客の方が戻ってきました。

みんながおいしいものを食べ、元気を蓄え、また素敵な毎日が送れるように石丸食品さんの元気なのれんが活躍するといいなと思っています。

おいしい珍味や干物がそろっている「石丸食品」様のお店はこちら

    

追伸:村松スタッフHのコメント

近江町市場は何歳になっても「お姉さん」と呼んでくれるので買い物が楽しいです。