秋祭りにかかせない揚巻房
弊社 村松では旗にまつわる様々な商品を取り扱っております。
祝日に日本国旗を掲揚する習慣がなくなりつつある現代では、一般の方にとって旗は日常生活ではあまりご縁がないものなのではないでしょうか。
幕も同様です。
幕にはどのようなものがあるのでしょう。
- 神社幕
神社には様々な幕があります。取り付ける場所によって神前幕、拝殿幕、奉納幕、神棚幕などがあります。
それらの総称が神社幕です。
紋章を2か所入れることが多いです。 - 寺院幕
寺院の本堂の前取り付けられる幕です。
平常時には白色の幕、式典の際には紫色の幕。また寺院内の場所により紫色、白色を使いわけることもあります。
一般的には紫色の幕が多いです。 - 玄関幕
お祭りお祝いの際に玄関に幕を飾られることも多いです。門幕ともいいます。
祭事や慶事の際に幕を飾るのは日本の文化として欠かせない良き習慣です。
幕を絞るのに欠かせない揚巻房
どの幕も幕中央でたくし上げるように幕を絞って使います。
その際に使われるのが揚巻房です。
幕房、幕用絞り房とも呼ばれます。
これは歌舞伎座の入り口です。
大きな揚巻房で絞ってあります。
幕房は紫色、赤色が用いられることが多いです。
素材も正絹、人絹がありますがお値段は格段に違います。
どちらも色落ちします。
そのため秋祭りのこの時期村松には揚巻房をお求めになる方が増えています。
弊社ネットショップにも全国各地から揚巻房のご注文をいただいております。
収穫を祝い感謝し、翌年豊作を祈願する秋祭りという慶事に玄関に幕を飾るという素敵な習慣が今なお続いていることがうれしいです。
こちらは弊社玄関です。赤の揚巻房を使っています。
揚巻房は「寸」という単位で販売される
弊社では揚巻房は3寸から10寸迄常時在庫をしております。
3寸は9cmですので、房の垂れ下がっている部分が9cmのかわいいもの。
10寸になりますと垂れ下がりが30cmありますから重厚感があります。
揚巻房寸法目安は
お好みにもよりますが、揚巻房寸法は幕の長さによって選ばれます。
大体の目安です。ご参考までに。
幕の丈 | 揚巻房寸法 |
~90cm位迄 | 5寸 |
~140cm位迄 | 6寸 |
それ以上 | 最低7寸 |
幕とのバランスも大事ですが、せっかくの幕に色のはげた揚巻房は残念です。
揚巻房は数年に一度見直しをおすすめいたします。
幕のご用命、紋入れ、幕に合った揚巻房のご相談。
なんでもお気軽に相談ください。
最速!!社長携帯 080-3049-5155(村松淳)
「旗の村松」ブログを見たとおっしゃってくださるとわかりやすいです。
皆様の喜んでいただけるようオーダー品の旗、幕、のぼり旗、暖簾、提灯、はっぴなどを製作させていただいています。
また、両面のぼり「表裏一体」を3年かけて作り皆様のご要望にお応えしています。
旗でプライドを、手芸で愛を、お届けする!
を、理念に掲げ、お客様の喜んでいただけるお顔を思い浮かべながら仕事に取り組んでいます。
旗、幕、のぼり旗、提灯、はっぴ、横断幕、懸垂幕、(社旗、学校旗、幔幕、会旗)など、どんなことでもお問い合わせください。
また、ご予算、納期などございましたら、あらかじめ伝えていただいていますと助かります。
連絡先 080-3049-5155 村松(最速でお答えします。)
メール info@e-muramatsu.jp
住所 〒920-0902 金沢市尾張町1-11-12
電話番号 076-261-0165 ファックス 076-261-0169
(写真は、ウクライナ支援の旗とタペストリーを一緒に仕事をしているかみさん範子と)