今年も柿は豊作なのか?

皆さんちょっとした衣類の補修やボタン付けなど、どんな糸を使われますか?

どこのご家庭にもある定番の縫い糸

だるま家庭糸
こちらの「ダルマ家庭糸 細口#30」
こちらのダルママークの縫い糸は昔から愛用されている綿100%の手縫い糸です。
#30は細口となっていますが、一般的に手縫全般に使われます。

そして同じく綿100%の縫い糸で、この時期必ず品切れになる商品が・・・

ダルマ東京糸 #20

商品名にある#の後ろが番手と言って糸の太さを表します。
番手が小さくなるほど糸は太くなりますので、こちらの東京糸は#20で一般の家庭糸より太めの糸になります。
形状は200mのカセ状になっています。
こちらも縫製やボタン付け、そしてしつけ糸としても使われたりします。

そして毎年この時期なぜか必ず品切れします。

そのわけは・・・

縫うだけじゃない東京糸の使い道!

東京糸は干し柿を作るときに柿をぶら下げるのに使われるのです。

石川県では「ころ柿(枯露柿)」と呼ばれ、全国的に有名な干し柿の産地です。
「ころ柿」の名前の由来は
干すときにまんべんなく柿に日が当たるようコロコロと転がしたことからこの名前がついたと言われています。

村松では能登方面のホームセンター ロッキー様に商品を納品させていただいております。
今日も元気にロッキー各店を回った担当者が
「今年も見込みが甘かったです(涙)」と連絡が入りました。

皆様のころ柿の製作に間に合うように多めに商品を準備していたようですが、それでも品切れになってしまったとのこと。

一つずつ皮をむき、糸で結び、丹念に手をかけて干す。
手間がかかる分だけなかなか高価なものですが、あのぽったりとした柔らかさと上品な甘さはなんともいえません。
お歳暮などには「高級贈答品」として人気の商品です。

今年も東京糸が品切れということはきっとおいしいころ柿が完成しますね。

今からとても楽しみです。

ロッキー担当が入荷次第また納品に伺います!

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