大事な指輪をみつけました

ずっと前のことでした。

ルーヴル美術館のレプリカの古代の指輪を試しに買おうと挑戦しました。

インターネットが当たり前の今とは違い、FAXで見積もり依頼をし、見積もりが来てから送金し、ずいぶん時間がかかった記憶があります。

 小さなものでしたので、リスクの少ないもので試しにかいましたが、ちゃんと届いたときは今の通販以上の買い物の喜びがありました。

古代ローマか古代エジプトのデザインです。イミテーションですが、金属の組成は本物と同じです。質感も同じというわけです。指輪のサイズも確認してオーダーしましたが。少しだけ大きい感じです。

 ポンペイ展に行っても同じようなのがケースにあり、うれしく思いました。昔はどんな人が身につけていたのでしょうか?当時は高価だったのでしょうか?それとも誰でももっていたのでしょうか?

いろんなことを想像するのも楽しいです。

 はじめはもっとシルバーの色がきれいでしたが、くすんで味のあるものになってきました。銅も混じっていたはずです。

なくしたかとドキっとしましたが、見つかり、ほっとしました。私はひそかに、これを付けると元気がでる、魔法の指輪と思っています。だからなくすとその反対で元気がなくなるんです。出て来てよかった!

大事にとっておこうとおもいました。