貞お母さんと生活し始めて1ヶ月。精神的には休まるが、体力的に疲れが溜まる日々。

 

 10月からこれまで隣に住んでいた貞お母さんと同居生活が始まった。

 かみさん、わたしそれに加え、2匹の愛ネコ🐱

 同居のきっかけは、ひとりで住むようになったお母さんとは朝様子を見にいく私、体調管理と身の回りを世話をするかみさん。全く私たちの家でゴロゴロするネコ達。

 それぞれお母さんとの関わり方は違うが平穏に暮らしていた。

 しかし、ここ一年で急激に体力の衰えが外から見てわかるようなる。特に、朝5時くらいに一度も見に私が隣の家に行くと、時々ベッドから、ずり落ちたままの姿でいることがある。

 「ばあちゃん、どうしたん?

ずっとこの格好で寝れんかったん?」と尋ねると(こちらが、心配するかと思ってか?)「なーも、今起きたがいけど(ベッドに)戻れんがや!」と答える。

 こんな日々が続いたのでいつなんどき、あのような不自然な体勢で体が休まらない時間が続けば、余計に弱ってしまうと、毎日心配しながら過ごしていた。

 ただ夕食は、3人でいつもワイワイ言いながら、貞さんの昔話、通所しているショートステイの仲間の老人達の言動に花が咲く。

 しかし、やはり気になりだすとどうしようもないので、仏壇、ピアノと共に貞さんも移って来た。

 これで心配もなくなり高鼾で、夜眠れるかと安心していた。

 ところが、私がこのブログを書き出す朝3時半前に、貞さんが休んでいる1階から、私たちのいる2階に、物音が聞こえ私は目を覚まして階段を駆け下り見に行く。

 すると、真っ暗な中、ベッドの縁に座り髪の毛を櫛で梳かしている。

 今日は1時半。喉が渇いた様子なので、特製3年焙じ茶を小さな茶碗(新潟六日町商店街で買ってきた)に、半分ぐらい注いでだす。こんなことをしていて朝が明け会社に出勤。

 実のかあちゃん(坂井照子)は寝たきりで、私のことがわからない状態になってから10年近くになる。貞さんが、かあちゃんだと思って接しているからまだ、疲れを苦痛に思えないのだと思う。

 やはり、気持ちは大変休まるが、寝不足で体がもたない。何か解決策がないかと模索中。