年賀状でかみさんとの長年の見解相違!

 

 今年も年の瀬から、年賀状を書いて出すことに精を出す。

 生まれて初めて自慢できた話でないが、1225日に出し始めた。

 年賀状については小さい時に、両親が言い争いをしているのを目撃している。

 それは、しがない(?)小学校の教員だったのに最大2000枚くらい書いていた。それを見たかあちゃんが、「こんなたくさん出して大枚出してもったいなくないけ?」間髪入れずとおちゃんが、「お金がないから、普通に飲みに行くお金がないことがあるから年に一度のハガキで、お付き合いがつかがるなんて安いもんや❗️❣️」と自信満々でまた、ちょっと実際に飲みに頻繁に行けないのが残念な様子で答えていた。

 そんなやりとりを目の当たりにしていた私は(そいか、年賀状は今で言うコスパが良い)と心に刻んだ。

 それを胸に社会人になった私は、5年間在籍していた川崎重工を退社し今の会社で働くようになっても世話になった川重の方々に毎年決まって年賀状を出していた。

 その当時は、子供の教育費、住宅ローンなど物入りで、かみさんからかあちゃんと同じ言葉をかけられた。一瞬怯んで、とおちゃんほどの自信満々で言い返せなく、世話になった人全てではなく独自の基準で出す人の数を絞って出した。

 しかし、心の中では、出さなかった人に申し訳ない気持ちになった。

 最近は、携帯で名刺を管理できいつも出す親戚、親友、仕事でお世話になった人達なと、名前を一人一人確認しながら顔を思い浮かべながら一言記しながら書くようにしている。

 ただ最近の風潮として年賀状を取りやめる人が増えてSNSなどで代わりとする。わかる気持ちもあるが、本人の自筆文字が1文字でもあると何か温かいものが伝わるように思い寂しく感じる。