コーヒーと私
生まれてから、高校卒業まで、全くコーヒーと私は縁がなかった。
故郷二俣町の実家で、誰かお客さんが来られても出すのは、お茶と漬物ぐらい。
今から振り返ると多分家にはコーヒーが、置いて無かったのだと思う。
また、金沢に出かけてたまに食堂でご飯を食べてもコーヒーを頼むかあちゃんを見たことがない。
それくらい、私の普段の生活に馴染みのないコーヒーだったが、高校卒業後、大学浪人も含めて五年間東京で暮らすようになった。
その時、あんちゃんと入れ替わりに住むようになった部屋に、インスタントコーヒーがあった。
ほんとうに初めて見るもので少しだけお湯を注いで飲んでみた。
苦いだけ。
(なんでこんな苦いものあんちゃん達は、飲んでいるのだろう?)と不思議に思った。
しかし、どこか大人になったら美味く感じるのかな?とも考えたが自分からその時一回きりでコーヒーに手をつけることは無かった。
5年後、その部屋を引き払う時、あのインスタントコーヒーは、瓶ごとそのままあり、中の粉末のコーヒーは、カチンカチン に固まっていた。
そんなコーヒーと、再会するのは社会人になってから会社でお客様と商談する時、たまにコーヒーを出されることがあり、飲まないわけにはいかずくちにするのだが、相変わらず苦く砂糖、ミルクを入れ飲むのが通例になった。
嗜むには程遠い味わい方だった。
そんなコーヒーとの間柄が、結婚してから一変。
朝何はさておいても、エスプレッソ!
喫茶店なんかで飲むと小さなコップに入って5-600円。この習慣は、かみさんが自然と飲むからついたもの。
ここ4-5年はどこから聞きつけたのか、認知症予防に効果ありとの事で、シナモンパウダーを、エスプレッソにふりかけて飲むようにしている。
3人、お母さん貞さん、かみさん、私のコップを並べて、この順に注いで朝が始まる。
しかし、今でもあの苦味を味わうだけには成長していなくいつも、コーヒーと同じくらいの牛乳を入れてのんでいる。
4人兄弟姉妹の3番目として、金沢市二俣町に生まれる。縁を頂き15代続く金沢の旧家に、婿養子として入る。(旧姓坂井)
リンゴが何よりの大好物で、リンゴ命のようなところがある。
学生の頃リンゴを食べすぎて、消毒の白い粉が芯の周りに残っているのに、早く食べたいという気持ちがはやり食べ過ぎて、農薬による病気になったことがある。
趣味は、薪ストーブに使うマキ割り!
人の寿命が120年説を唱え今が、青春真っ盛りの60歳台後半。折り返し地点を過ぎたところ。
皆様の喜んでいただけるようオーダー品の旗、幕、のぼり旗、暖簾、提灯、はっぴなどを製作させていただいています。
また、両面のぼり「表裏一体」を3年かけて作り皆様のご要望にお応えしています。
3.11大震災後は、津波フラッグなどの作成に携わっています。
旗でプライドを、手芸で愛を、お届けする!
を、理念に掲げ、お客様の喜んでいただけるお顔を思い浮かべながら仕事に取り組んでいます。
旗、幕、のぼり旗、提灯、はっぴ、横断幕、懸垂幕、(社旗、学校旗、幔幕、会旗)など、どんなことでもお問い合わせください。
また、ご予算、納期などございましたら、あらかじめ伝えていただいていますと助かります。
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(写真は、家族全員で先祖のお墓にお参りした写真2023.1.1)
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