我が母校、金沢大学附属高校が、東大合格者数、見る影もないほど少なくなった理由。それは寮歌祭を亡くした事だ。大胆な全くの私見!

 今年。2022の私の卒業した東大入学者の少ないことに愕然⁉️

 私は、何も東大が全てだと思わないが、私が在籍した頃は、現役浪人合わせて20名を下回ることは、滅多になかった。

 石川県の高校の全体の学力低下なのか、附属高校校の学力が見る影もなく低下しているのか心配になる。

 もっとも、ダントツの学力ゲベタで入学した私には学力云々と言う資格はない。

 身の程知らずにも、実力がないにも関わらず、中学時代から「灘高、東大」とぶつぶつ言っていた。

 入学して、(最も入学できたのはねえちゃんが先に入っていて、先生の覚え愛たかった事が、90%さようしている)自分の実力がないのを目の当たりにし、ひたすらわからない事だらけだったので、それを先生にぶつけて質問していた。

 今から思えば、先生もこっぱい(困憊)だったろうと申し訳ない気持ちになる。

 ただそんな中で、夏休みに入る前に「寮歌祭」という祭りがある。(通称キャンプファイヤー)

 それは、学ランを着て、応援団宜しく、数人が前に出て、あらんかぎりの声で、旧制高校の寮歌を歌うのだ。その中に、第一高等学校(今の東大の前身)の、「嗚呼玉杯に花うけて..」東大始め、集まった生徒もそれに続いて歌い始める。

 このように、東大といっても身近でいつでも本人さえ努力すれば身近な手の届くところにあった。

 その寮歌祭も、近隣の住民の苦情により取りやめてしまった。 

 全くの暴論だが、この寮歌祭をやめてから東大が身近な存在から、受験だけの対象になってしまったのが、東大入学者激減の理由であると確信している。

 最も、入学する事だけに限れば、私のように当時の国立大学と、私立の大学の入学金、授業料の差があまりに大きいので、現役で、早稲田の理工に受かっていたのに、入学金も支払わず、次の年国立に入れればその方が安上がりと思った。

 一年みっちり勉強すれば、たとえ東大だって、ビリにでも潜り込めると、信じたまたまその通りになった。後で聞くととおちゃんが、湯島の天神さんに、お参りしていたとの事。そのおかげか?

 いずれにせよ、じゃまない(大丈夫)と思えばそのようになる。

 今の付属の状態では長期低迷は寂しいが続くだろう。